2009年12月22日

<読書記録>佐藤一郎『起業のための正しいお金の借方』

著者は銀行の元支店長で、私と同じ中小企業診断士の方です。起業時に融資を受けるための、まっとうな考え方がうまくまとめてあります。決して、こうすれば融資を受けられる、といった表面的なテクニック論ではありません。今からちょうど4年前の2005年12月の発行ですから、法制度などで今とは若干異なる内容もありますが、基本的な考え方は今も十分に通用します。起業時だけでなく、融資を受けている・受けようとしている企業経営者の方すべてにおすすめです。



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2009年11月22日

<読書記録>横石知二『そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生』

テレビ、雑誌などの各種メディアでよく紹介される、徳島県の上勝町という過疎の町で、料亭などの料理に添える葉を商品化した当事者のストーリーです。

感動もあるのですが、「経営資源をいかす」という中小企業経営の大原則や、いかに人を巻き込み、モチベーションアップを図っていくか、などについてもリアルに綴られています。


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2009年11月20日

引越しをしました

ブログがひと月以上放ったらかしになってしまいまして、申し訳ありません。

今月、引越しをしました。

引っ越した場所は名古屋市西区です。

私個人的にはあまり馴染みのない地域ではありますが、今は徐々に周辺環境をつかむべく(ランニングを兼ねて)近所を走っています。

以前より地下鉄の駅に近いので、フットワークよく動けます。

お近くにお越しの際にはご連絡ください。

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2009年10月13日

<読書記録>佐藤可士和『佐藤可士和の超整理術』

来月の引越し(←するのです、実は)に向けて、家の片付けを少しずつ始めています。

今の家に住んでちょうど10年になるのですが、この10年、まったく着なかった洋服だとか、見ることもなかった資料だとかがあまりにも多いことに我ながら呆れています。
この引越しを機に不用品はできるだけ処分することに決めました。

そんななか、読み返してみたのがこの本。
2年ほど前に出たとき、ざっくりと読みましたが、今回あらためて読み返してみると、共感・指示することがたくさんありました。

"捨てる"ことは、不安との闘い……でも、"捨てる"勇気が、価値観を研ぎ澄ます。

この言葉を胸に刻んで、今朝は、燃えるゴミを名古屋市指定45リットル袋で6袋分捨てました。今晩にはブックオフが段ボール12箱分の本を引き取りに来てもらい、明後日の地域の廃品回収日にも書類その他諸々を4束出す予定です。




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2009年09月30日

市場との対話

昨夜および今朝のニュースを見ると藤井財務大臣と亀井金融大臣が「私は〜〜〜〜なんて一言も言っていませんよ」と同じような言い回しで記者団の質問に答えていた。

藤井さんは為替について、亀井さんは中小企業向け融資のモラトリアムについてです。

どちらも、自身の発言の真意がうまく伝わらず、為替市場と株式市場を不安定にさせたことに対して、真意をうまく伝えられなかったマスコミに責任を負わせようとしているようしか見えませんでした(確かにマスコミにも責任はあると思いますケド)。

政権がかわったばかりで不慣れなのはわかりますが、このお二人は少々市場との対話があまりうまくはないようで不安です。もう少しご自身の立場をわきまえて発言してほしいなと思います。

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2009年09月18日

ネット証券の経営はやはりきびしい

今日ジョインベスト証券からメールが届きました。

親会社である野村證券と統合するとのお知らせです。

ジョインベスト証券ができた当初に口座を作った一人としては少々残念に感じます。

品揃えもサービスも悪くなかったのになぁ……。


投信スーパーセンターも日興コーディアル證券になったし(←これは遅かれ早かれそうなると大方が予想していたとは思いますが)、

先日、地場の丸八證券もネット取引事業はオリックス證券に引き継ぐことに決まったし、

それで、今日はジョインベスト證券です。


ネット証券の経営はたしかにきびしいんでしょう。
商品の差別化は難しく、「安さ」の競争に陥りやすいですからね。
ついこの間の楽天証券とSBI証券の値下げ合戦はまさにその典型です。

しかし、野村證券に統合されるということで、ついに私も、"ガリバー"野村證券の口座保有者となるのです。なんだか微妙な感覚です。



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2009年09月07日

<読書記録>子安大輔『「お通し」はなぜ必ず出るのか ビジネスは飲食店に学べ』

飲食店ビジネスが中心テーマとして書かれていますが、飲食店以外のビジネスでも十分に参考にできる内容です。

「さざ波」と「海流」、「少しのビックリ」と「少しのガッカリ」など、私自身も経営コンサルティングの業務で使いたいネタがたくさん見つかりました。

この手のビジネス書(というか、この本は新潮新書のなかの1冊)のセオリーどおり、タイトルは「なぜ〜〜なのか」型であり、しかもタイトルのなかに「お通し」というキーワードもやはり入っています。
私個人の感想ですが、この本の場合、別のタイトルのほうがいいように思うのですが……。


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2009年09月01日

新型インフルエンザのニュースで出てくる「基礎疾患」という言葉

新型インフルエンザのニュースで度々出てくる「基礎疾患」という言葉……私は医療に詳しい人間ではありませんので、「基礎疾患」の意味がわかりませんでした。

「基礎」も「疾患」も、それぞれの意味はだいたいわかっているつもりですが、「基礎疾患」となると、単に「基礎的な疾患」でもないだろうし……。

調べてみると、「基礎疾患」とは

基礎疾患(きそしっかん)とは、元になる病気の事をいう。例えば、高血圧や高脂血症のように他の病気、例えば「脳卒中」「狭心症」「心筋梗塞」「腎不全」などを引き起こす、元になる疾患を指す。
(「医学用語辞典」より)
http://www.medical-examination.com/dictionary/2007/10/post_62.html


だそうです。


テレビのニュースを少し気にして見ていると、大方のテレビ局が厚生労働省や保健所、医師が使う「基礎疾患」という言葉をそのまま使っているのに対し、日本テレビだけは「慢性的な病気」と翻訳して報道していました。

「基礎疾患」を「慢性的な病気」と翻訳するのが正しいのかどうか、行き過ぎた翻訳なのかは、わかりませんが、ニュースソースが使う言葉をそのまま流すのではなく、翻訳するプロセスも報道には必要なように思います(特に、新型インフルエンザのような万人が知るべきニュースの場合)。


私の仕事は報道ではなく(一番はじめに就いた仕事は、マスコミのハシクレではありました)経営コンサルタントですが、経営コンサルタントにも相手にわかってもらうために翻訳するのが必要なシーンって多いように思います。





相手がわかる言葉で話せる経営コンサルタントでありたいです。

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2009年08月28日

私が生まれた病院へ

ほぼ39年前に母が私を生んでくれた病院へ行きました(仕事で、です)。
私の誕生日は2週間後の9月11日。

その病院に行くのは、20年前に入院した叔父を見舞った時以来です(名古屋市内なのに)。

39年前に自分が生まれた病院に行くというのはなんだか妙な気分なんですが、特に感慨に浸るような余裕はなく、病院内の一部を見学し、少しだけ担当の方の話を聞くだけの、慌ただしい訪問でした。

明日、その病院に行ったことを母に話そうと思います。どんな反応をするだろうか。



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2009年08月26日

<読書記録>木田理恵『彼女があのテレビを買ったワケ』

女性と男性の消費行動のちがいを明快に示してくれています。
BtoFC(私の造語。Business to Female Consumer。女性消費者向け事業のこと)に携わる方には絶対的におすすめです。


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